2013年の10月から多くの保険会社が適用を開始した新しいノンフリート等級制度で、事故を起こして自動車保険を使うと、『事故有(じこあり)』の低い割引率が適用され、保険料の負担が大きくなってしまうのです。
例えば、現在20等級の人が事故を起こして自動車保険を使った場合、翌年は3等級下がるので17等級になりますよね。
また現在16等級で今まで事故を起こしたことがなく、一度も自動車保険を使っていない場合は翌年1等級上がるので、この人も17等級になります。
以前は同じ17等級という事で同じ割引率が適用され、保険料は同じでしたが、事故を起こした人と、そうでない人に差をつけて、事故リスクに合わせてより公平なものにしようと導入されたのが『事故有係数』なのです。
ノンフリート等級制度とは?
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事故有係数(じこありけいすう)
事故有係数(じこありけいすう)
保険料が高くなる事故有係数とは
事故有係数の適用期間は?
『事故有』の割引率が適用される期間は、3等級ダウン事故の場合は3年間、1等級ダウンの事故なら1年間で、適用期間中に再び事故を起こし保険を使うと、6年を限度に適用期間は延長されます。
20等級の人が3等級ダウン事故を起こした場合の例を下の図にまとめてみました。
1等級ダウン事故とは?
2013年の10月に『事故有係数』と共に導入されたのが『1等級ダウン事故』です。
それまで本人に全く落ち度がないような、いたずらによるキズや飛び石によるフロントガラスの破損などは、車両保険を使っても翌年の等級が下がらない『等級据え置き事故』とされていました。
しかし2013年の10月の改定以降、保険を使うと1等級下がる『1等級ダウン事故』として扱われるのです。
等級据え置き事故として扱われていた頃は車両保険等を使っても等級が下がらない為に保険を使って修理していた人も、改定後は1等級下がり、しかも1年間は『事故有』の割引率になってしまいます。
車両保険等を使うかどうか、より慎重に判断しなくてはなりませんね。
ekワゴンの修理事例です。
リヤフェンダー(後ろタイヤの上)はボディに溶接されている部品なので、交換するととても手間がかかってしまい、金額もあがります。
サン自動車では出来る限り安くするため板金修理しています。
修理した場所:3ヶ所
@左Rrドア
A左リヤフェンダー(後ろタイヤの上)
修理期間:4日間
左Rrフェンダー板金塗装
左Rrフェンダー新品交換